私はスタッフに最大限自由に買取をして欲しいと思っています。なぜなら、自分自身が上から押さえつけられるのがとにかくいやだったから。自分はもうちょっと高く買ってもいいと思っているのに、上司に押さえ込まれるのってやっぱりいやですよね。だからそれはしない。査定に関しては、基本ベースしか教えないのが私の方針です。たとえば、バッグだったら利益を30%取ってくださいね、と話します。数字だけ示せば、相場は某質屋のデータから換算すればすぐに出てきます。その相場をもとに、いきなり粗利30%の額をつけるのか、まず50%から始めるのかは、その人の感性次第。あとはやっぱりその場の状況によるということもあります。粗利30%と決まっているけど、その額ではどうしても買えないというときは、25%にしてもいいんじゃないかと思うんです。まあいきなり粗利5%くらいしか取れないような額で買い取る人間もいるんですが、「なんでこんな値段つけたんだ」と聞くと、「それを1週間以内に売る自信があります」と答えたりする。それならとりあえず売ってみればいいと思うわけです。ところがそれが「いや、お客様に責められてつい」なんていうのだと理由にならないですよね。そういう場合はもちろん叱ります。