メニュー

サイト基本情報


ユニクロと直接的な競合関係にある店

ユニクロと直接的な競合関係にある店をあげれば次のようになるだろう。良品計画、ギャップ、ライトオン、コムサイズム(ファイブフォックス)、ジョルダーノなどのSPA。そしてスーパーのイオン、イトーヨーカ堂など。ともあれ低価格競争はまだまだ続く。ユニクロも一番大事なのは商品、つまりマーチャンダイジングの良し悪しにあると認めている。たしかにどれだけ良い店舗を作り、どれだけ良いサービスをしたとしても商品が悪ければ意味がない。ユニクロに人気があるのは安く、しかも品質・デザインセンス・色・サイズが豊富で軽い保温性の高いものを作り続けているためだ。しかし、いまは売っても儲からない。中国などからの安い輸入品の増加。これが恒常的になり、価格を押下げ、競合が激化の一途にある。さらに業界内の競争激化。ユニクロに刺激された紳士服ディスカウターやスーパーが、中国依存を強化している。現在、ユニクロの業績予想も大幅な下方修正に追込まれてしまっている。

黒字化しないブランドや店もスクラップの対象に

コムサの二〇〇一年一〇月期の総店舗数は一〇八五店。うち直営店八九三、インショップ一九、FC七三。しかし、この間には新規出店も約四〇〇店近くある。そしてそれに匹敵する数の退店を実行する。不採算店をなくし大型店に集約する方向にあるからだ。もともと採算割れが三年続いた店はスタラップと上田は言う。店舗投資の回収に未練を残さない。潔く撤退を決断するというのが彼の主義である。そのための資金として人もうらやむ約七〇〇億円までの現予金キャユシュフローシップの一面をみることができる。さらに特徴的なことは生産体制のスピード性である。店頭に並ぶ商品は機動的にデザインや生産量を修正できるようになっている。例えばコムサイズムのブランドの場合、二週間で生産し、店頭へ並べる。ブランドの見切りも早い。赤字のブランドはただちにスクラップする。三年間で黒字化しないブランドや店もスクラップの対象になる。

アメリカの強いカジュアル指向がうかがえるファッション

アメリカ人たちが、スポーツ観覧に熱中し始めたのは1930年代である。同時に、自分たちもスポーツを楽しんだ。大不況時代があったにもかかわらずである。これは特筆すべきだ。スポーツの隆盛は、カジュアルウェアの細分化につながった。1930〜40年は、昭和5年から15年。日本では、まだ家で和服を愛用し、スポーツやレクリエーションなどは、ごく限られた人たちだけの楽しみだった時代である。例えばゴルフでは、すでにニットのプルオーバーシャツやカーキ色の軍服スタイルのシャツ、前身頃にスウェードを配したカシミアのカーディガン、ウイングチップのゴルフシューズなどが史実に残されている。スキーでは、ギャバジンのスキースーツ、色彩豊かなタートルネックセーター、ベルベットのスキー用パンツなど、現代に通じる洒落たスポーツファッションが登場する。ヨットウェアは、カーキ色のショートパンツ、濃紺のポロ、白いスニーカーと帽子、フィッシングウェアでは、ランバージャック(樵用ジャンパー)、インディアンモカシン、厚手のウール地のグリーンのパンツなど、いずれもアメリカの強いカジュアル指向がうかがえるファッションばかりだ。