98年7月1日から、自動車保険が「完全自由化」されました。「自由化」という言葉は、最近、新聞や雑誌などでも目にしますが「いったいドライバーにとってトクなのか、ソンなのか、よくわからない……」という人も多いのではないでしょうか。そこで、これまでほぼ横並びだった自動車保険が「自由化」されることによって、何か変るのか?また、実際に保険料を払う私たちドライバーにどのような影響が及ぶのかを、5つのポイントに絞ってまとめてみました。それぞれの背景や内容については、後から順次説明します。まずは、「自動車保険自由化」の全体像を大まかにつかんでください。
(1)会社によって保険料に格差が生まれる
これまで、自動車保険料はどこの保険会社でかけてもまったく同じでした(共済等を除く)。でも、これからは同じ条件でも会社ごとに保険料が異なってきます。会社の選び方次第で保険料の節約ができ、またその逆もありうるのです。
(2)「リスク細分型」でドライバーが差別される
これからは私たちドライバーのプロフィールやさまざまなデータからリスク(危険度)が細かく分析され、保険料もそれに応じてこれまで以上に細分化されます。これをリスク細分型保険と呼びます。つまり、優良ドライバーの保険料は安く、危険なドライバーは高くなり、その差が大きくなってきます。
(3)保険法や窓口が広がる
これまでは代理店を通しての契約が主でしたが、これからは電話一本で加入できる通信販売や、さまざまな会社の商品を組み合わせて販売するブローカーなど、窓口の選択肢が増えてきます。それぞれのメリットーデメリットを知っておく必要があります。
(4)保険会社のサービス競争激化
保険料以外でも差別化をはかるため、各社がさまざまなサービスを打ち出しています。たとえば独自の特約、支払方法による割引、事故処理サービス、CS(顧客満足度)向上など、ドライバーにとっては歓迎すべきメニューが続々と登場します。
(5)自己責任で保険会社を選ぶ時代へ
「知らなくてもOK、保険会社にすべておまかせ」という時代はもう終わり。各社の商品内容からサービスにまで目を光らせたうえで、自己責任において自動車保険を選ばなければなりません。
[参考サイトのご紹介]
自動車保険市場ホームページ
http://auto.hokende.com/